製缶物の雰囲気にようやく慣れてきた今日このごろ。
そろそろ、関連書籍に当たろうと
Amazonで幾つかあたっているのですが、
中身を確認できるわけではないので、
コレというものにあたれず。
前職であれば会社最寄り駅近辺に大きな書店が2、3あったので、
理工学書コーナーに立ち寄って物色もできたんすが、
現職の最寄りには書店すらなく。。。
休日に都市部に出るか、神保町の明倫館でも行くかどうか
というところ。
話はAmazonに戻り、
製缶で検索をかけると板金展開関係の本ばかりになり、
溶接構造うんぬんに関しては、
どうも、建設や橋梁関係の方が多い感じ
(と言いながら調べきれているわけではなく)。
その手の本は、もう少し後に読むとして
「絵ときなんちゃら」レベルよりは上で
ノウハウ的な側面の強い資料が無いかとググってみると、
製缶物関係のノウハウをまとめたサイトをいくつか発見。
その中の一つ、以下のサイトはよくまとまっているなとブックマーク。
大型精密構造体 設計・製造.com
http://www.oogataseimitukouzou
運営母体は横河ブリッジさん。
設計の際の知識やポイントを綴っている。
考えれば当たり前の事も書いてあるのだが、
電気抵抗溶接ばかりだった自分からすると、なるほどということも
隅肉溶接の数を如何にして必要最小限に抑えるか?
という所がポイントのように感じた。
・要求性能を踏まえ、溶接部の強度を考慮した妥当な脚長、長さ
・既成鋼材採用による構造の工夫による溶接箇所抑制
・構造の自由度の奪い方(という表現が正しいか?さておき)をキ
もしくは、撓み量踏まえた板厚選定をして、不要な部材を省く
取り敢えずのところ、というところか。
溶接部の強度の目安について、以下のページに書かれており、
非常に参考になった。他の資料でせん断や曲げモーメントを考慮した溶接量計算をしていたが、ザックリな目安として
(上記リンク先 POINTより引用)〜溶接サイズ6mm×長さ100mmの片側すみ肉溶接の設計耐力は3トンを上回ります。
を覚えて置くだけでも違うと思う。
あとは固有振動数の配慮やバランスなどを加えれば良いのかな。
他、
事例紹介等々の場所としてブログも運営されており、
大型精密構造体設計の最新事例紹介
http://oogataseimitukouzoutai.
こちらもなかなか刺激になったな。
量産製品設計に関しての設計現場寄り本は一通り出た感じがします
次は製缶物や小規模装置開発(メカ、電気、ソフトまでのまとめ)
あたりをネタに2,3冊出して頂けたら>日刊工業新聞様
とかなんとか。
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