2008年10月19日日曜日

休日雑記「書を書いて頂く」

(key words)平田弘史、長時間労働の影響

 先のエントリの通り、1年近く長時間労働が続き、8月9月は「過労死するんじゃね?」と言われている時間の約2倍程やるはめになり、そんなワケで、全ての業務が終了(一緒にやっていた方々オツカレ様でした)した4日より13日までと17~19日と休みをもらっておるワケで。
 それでも、休んだ感じが一向にしないのは気のせいか。4~7日は体調が悪く寝込み、8日に肩こりが酷いのに気づいて温泉に行くなどしたがだるさは取れず(だるさが取れなくても、送別会には参加した)。長期休暇はありがたかったが、ほぼ、心身共に体調を整えるのに費やした感じで。

 また、自炊生活してたのが、時間外労働60時間を超えたくらいから無くなり、100時間を超えた月は大抵コンビニやスーパーの総菜。それ以上になると、台所が片づかない所かテーブル上も片づかなくなり、弁当の空き、空き缶、ペットボトルも山を築く。。。酒量も増えて体重の目方も増えて。。これは自分のだらしなさもあるが、プライベートが荒んでいく。。。
 
 そもそも、長期休暇をもらったのに、休暇の過ごし方で迷い、何をするか考え込んだりしたこともあった。これらは長時間労働の弊害だなと感じた。

自分が考えている長時間労働の弊害をマインドマップにざっくりまとめて見た。


 ・・・つくづく、長時間労働はするもんでは無いなと改めて実感した次第。

そのためには技術と能力の向上しかない!!仕事が出来た上でのワークライフバランス!これをめざし、下期はがんばろう(既に始まっているが)。

そこで気合いを入れるために、平田弘史先生に書を書いて頂いた。

ご存じない方のために紹介すると、平田弘史先生は時代劇画の巨匠で奥深い人間の物語を描かれている方。貸本時代から描いており御年70歳を過ぎていたはず。正直なところ、自分も竹熊健太郎さんの「たけくまメモ」で知ったクチ。。。「たけくまメモ」で知るまでは、劇画はゴルゴ13とケン月影先生しか読んでおらず、他は軟弱漫画しか読んでいなかったので、存じ上げていなかった。今は「なぜ、もっと早く知ることが出来なかったんだ!」と悔いる日々。
 平田先生を一言で紹介するのであれば大友克洋のアニメ「AKIRA」のカタカナの題字を書いた方と説明するのが早い。

そんな先生に書いて頂きたかったのは、なぜか。それは先生の御趣味に理由あり。

 劇画作品も凄いが、先生の御趣味である機械いじりが趣味の域を超えている!先生は機械電気建築がわかる設計者であり、旋盤、フライス盤等を操り、溶接、塗装までなんでもこなす多能工でもある。詳細は「たけくまメモ」さんの先生のお宅訪問記と先生の著作「平田弘史のお父さん物語
」、そして、先生のサイトの工作関係のレポートを読んで頂きたい。

たけくまメモ:平田弘史先生訪問記
(其の零)は予告。(其の壱)以降は、「これが趣味なのか!?」と驚愕の連続。竹熊さんもおっしゃっているが、Do It Yourselfとかそんな事を言っているレベルじゃないす。其の壱に出てくる旋盤のオーバーホールにまつわる話は驚きすぎて吹いた!

平田弘史HP
好きな話
16mm映写機の修理
映写機のウォームギア(10/21 21:30訂正ウォームホイールと書いてました。。。ギアの間違いです)を自作するまで。
ドリル改造記
ハンドドリルを旋盤に取り付けるための要件提示と工夫、検討と完成まで。
・ビデオデッキ修理(故障原因をベルトと断定)(ベルトの自作!!!そのための刃の製作作り方)(取り付け

これ以外もたくさんレポートがあるので、興味があれば、ぜひご一読を。

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というわけで、先日12日、代官山で平田先生のサイン会と揮毫大会があり、それに参加。そこで書いて頂いた。

70歳を過ぎてもエネルギッシュに、ものづくりを続けている先生。そんな先生に書いて頂いたのは

「機械設計馬鹿!」

機械設計馬鹿と呼ばれるほどの高みを目指したいということで。まだまだ、勉強不足であるので、これを見えるところに飾り、日々精進する次第。

書を書いている先生のご様子。



そろそろ、ぼちぼち更新したいすね。

<今日のwikipedia>平田弘史
<今日のGoogle keyword>平田弘史
<今日のamazon>


平田弘史「平田弘史のお父さん物語」青林工藝社
>先生の日常と哲学が伺える一冊。製品設計者は洗濯機のエピソードあたり必見。工作の様子なども。

布施直春「わかる!使える!労働基準法」PHPビジネス新書
>労働基準法についてわかりやすく解説。メシ時しか読書時間が無く、これ片手にメシ食ってました。

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