2007年10月13日土曜日

人体寸法・形状データベース

(key words) 人間工学

現在、構想設計中。

装置のハンドリングを考えているだが、
毎度のことながら「人間の大きさ、動き」で苦労する。

大半の場合、最大と思われる大きさを想定して選定すると思うが、
例えば、ハンドルの選定にて、それが輸出用で欧米などの場合、
日本人より手が大きいと言われている※。

※また聞き的な情報。根拠は経験的なものなんだろうが、
そんなものは根拠にならんよね(^^

手のひらが大きく、かつ、太い指と想定して
それに対応した大きさを決めていたが、
この場合、あくまで、「”自分が考えている”大きな手」であり、
実際の大きさでは無いので、想定は良いとしても、

「これで大丈夫か?」

という不安は少なからずあった。

こういう場合は、大きめであれば、”大は小を兼ねる”的に支障は無いはずだが、
オーバースペックである可能性も無くは無い。

やはり、各人種の手の大きさの標準値、上限、下限等が
まとまっていればいいのになぁ、と常々感じていた。

きっと、まとまってはいるだろうが、「どこにいくらで売っているか?」
人間工学でいくら検索しても、そのような本は出てこない。何て検索したら出てくるのだろう。

で。

今回、たまたま検索したら、以下のサイトがひっかかった。
お世話になってます。産総研。

●産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センターhttp://www.dh.aist.go.jp/
  AIST人体寸法・形状データベース
  http://www.dh.aist.go.jp/AIST91DB/
注!:トップページからはリンクミスのため、このデータベースに辿りつけない。

90年代末のデータは手続きしないとDLできないようだが、
90年代初頭のデータは閲覧できるようになっている。

一応、設計には使って良いようだが、


本データベースを利用する際には、計測誤差の存在を常に念頭において下さい。


「データと統計量の入手  データのダウンロードについて」より

とのこと。

他。
●(社)人間生活工学研究センター
http://www.hql.jp/
  人間特性データベース
  http://www.hql.jp/database/index.html

ここは有料。

●(独)製品評価技術基盤機構
http://www.tech.nite.go.jp/
 人間特性DB
 http://www.tech.nite.go.jp/human/jp/contents/cindex/database.html

詳しくは見ていないが、登録すれば、
体の大きさだけでなく、瞬発力や関節可動域などのデータも見ることができる。

他。国会図書館が親切なまとめしてくれています。

●人体のサイズを調べる参考図書 国立国会図書館-National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/data/theme/theme_honbun_400192.html


ウチの設計事務所で、こういうデータが載っているモノを買ってもいいよなぁ。
一つの指針になるし、そのお陰で、判断も早くなるだろうし。

<今日のGoogle keyword> 人間 寸法

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