2008年10月29日水曜日

JIMTOF2008 明日から

(key words)工作機械、ナッちゃん

明日よりJIMTOF2008!いやー、待ったなぁ、2年!一番楽しみにしている展示会だったので、非常に楽しみ。個人的には11/1に行く予定で、内容によっては2日と3日にも行こうかと。

JIMTOF2008
●http://www.jimtof.org/Jap/

森精機や牧野フライス、アマダの実働マシンの数々は勿論、3Dプロッタ的なものや計測機器メーカのブースで目新しいモノのチェック、日刊工業新聞社などの出版社ブースで新刊チェック、アクチュエータやら何やら全て見られるものは見る予定。

今回は町工場マンガ「ナッちゃん」のブースがあり、作者の”たなかじゅん”さんも来場するとのこと。

たなかじゅんのヨモヤマ日記  ジムトフのご案内
●http://blogs.yahoo.co.jp/anibondad/57137328.html

これも楽しみ。サイン本を入手したいものだ。
前も紹介したが、「こんなトラブル、あんただったらどうする?」的な問題を毎回、ナッちゃんが解決するという機械設計問題解決マンガ。未読の方は是非。
右が前シリーズである大阪編。左が今連載中の東京編。



 * * * * *
 先日、amazonからアソシエイトのお金が貯まったのでギフトを差し上げます的なメールが来ました。ここのリンクから飛んで御購入頂いている皆さん、ありがとうございます。このギフト券でamazonにて、専門書を購入させて頂く予定です。

そんな当ブログのamazonランキング 上位5件を紹介します。

メカ設計ネタ帳 読者様 amazon御購入ランキング


1位
ジェームス.W.ヤング「アイデアのつくり方」


6冊!薄い本なのに、アイデアを出すための神髄を教えてくれる貴重な本!amazonで521位!!!!


2位
城井田勝仁「ロボットのための“機構”アイデアブック ~タミヤユニバーサルアームで作る~」


5冊!タミヤのユニバーサルアームで機構の基礎の習得。筐体設計→機構設計の人にはお勧め。動画を見るより作った方が良い(と思われる)。amazonで21534位



3位
國井 良昌「ついてきなぁ!加工知識と設計見積り力で「即戦力」―わかりやすくやさしくやくにたつ 」

4冊!日刊工業新聞のセミナー(42000円)のテキストと、ほぼ一緒!
セミナーは、テキストの更にポイントを重点的に教えてくれるので、本気でコストに取り組もうとしている人は会社にねだって(この最中に難しい所も多いでしょうが)セミナーに行った方が良いと思うけども、設計5~10年くらいで「コストについてイマイチ。。。」としている人は、コレを読み自分の業務と照らし合わせて、感覚を掴んでみてはどうでしょうか。amazonで49079位


4位
山田学 「図面って、どない描くねん!―現場設計者が教えるはじめての機械製図
3冊!キング・オブ・機械製図入門!何となく製図をしている人は何年目でも読めば発見があると思う。amazonで1744位!!!!!

山田学 「図面って、どない描くねん! LEVEL2−現場設計者が教えるはじめての幾何公差−

3冊!上記でも触れている幾何公差を更に詳しく追った本。恥ずかしながら、私も曖昧だった幾何公差をコレで曖昧さを無くしました(^^; amazonで3326位!幾何公差の本でこの位置は高すぎではないか!?

6位
草間俊介 「東大で教えた社会人学 (文春文庫 (は28-4))
2冊。メーカーに入社した人が歩む人生の下敷き。この本を通してキャリアを考えるのも良いかも(新人だったら)。amazonで24795位。以前は単行本でしたが、今回、文庫本にリンクしてみました。


<今日のwikipedia>日本国際工作機械見本市 読むトコないけども。。
<今日のGoogle keyword>JIMTOFに行く
<今日のYoutube>工作機械 いろいろ増えている。

2008年10月19日日曜日

休日雑記「書を書いて頂く」

(key words)平田弘史、長時間労働の影響

 先のエントリの通り、1年近く長時間労働が続き、8月9月は「過労死するんじゃね?」と言われている時間の約2倍程やるはめになり、そんなワケで、全ての業務が終了(一緒にやっていた方々オツカレ様でした)した4日より13日までと17~19日と休みをもらっておるワケで。
 それでも、休んだ感じが一向にしないのは気のせいか。4~7日は体調が悪く寝込み、8日に肩こりが酷いのに気づいて温泉に行くなどしたがだるさは取れず(だるさが取れなくても、送別会には参加した)。長期休暇はありがたかったが、ほぼ、心身共に体調を整えるのに費やした感じで。

 また、自炊生活してたのが、時間外労働60時間を超えたくらいから無くなり、100時間を超えた月は大抵コンビニやスーパーの総菜。それ以上になると、台所が片づかない所かテーブル上も片づかなくなり、弁当の空き、空き缶、ペットボトルも山を築く。。。酒量も増えて体重の目方も増えて。。これは自分のだらしなさもあるが、プライベートが荒んでいく。。。
 
 そもそも、長期休暇をもらったのに、休暇の過ごし方で迷い、何をするか考え込んだりしたこともあった。これらは長時間労働の弊害だなと感じた。

自分が考えている長時間労働の弊害をマインドマップにざっくりまとめて見た。


 ・・・つくづく、長時間労働はするもんでは無いなと改めて実感した次第。

そのためには技術と能力の向上しかない!!仕事が出来た上でのワークライフバランス!これをめざし、下期はがんばろう(既に始まっているが)。

そこで気合いを入れるために、平田弘史先生に書を書いて頂いた。

ご存じない方のために紹介すると、平田弘史先生は時代劇画の巨匠で奥深い人間の物語を描かれている方。貸本時代から描いており御年70歳を過ぎていたはず。正直なところ、自分も竹熊健太郎さんの「たけくまメモ」で知ったクチ。。。「たけくまメモ」で知るまでは、劇画はゴルゴ13とケン月影先生しか読んでおらず、他は軟弱漫画しか読んでいなかったので、存じ上げていなかった。今は「なぜ、もっと早く知ることが出来なかったんだ!」と悔いる日々。
 平田先生を一言で紹介するのであれば大友克洋のアニメ「AKIRA」のカタカナの題字を書いた方と説明するのが早い。

そんな先生に書いて頂きたかったのは、なぜか。それは先生の御趣味に理由あり。

 劇画作品も凄いが、先生の御趣味である機械いじりが趣味の域を超えている!先生は機械電気建築がわかる設計者であり、旋盤、フライス盤等を操り、溶接、塗装までなんでもこなす多能工でもある。詳細は「たけくまメモ」さんの先生のお宅訪問記と先生の著作「平田弘史のお父さん物語
」、そして、先生のサイトの工作関係のレポートを読んで頂きたい。

たけくまメモ:平田弘史先生訪問記
(其の零)は予告。(其の壱)以降は、「これが趣味なのか!?」と驚愕の連続。竹熊さんもおっしゃっているが、Do It Yourselfとかそんな事を言っているレベルじゃないす。其の壱に出てくる旋盤のオーバーホールにまつわる話は驚きすぎて吹いた!

平田弘史HP
好きな話
16mm映写機の修理
映写機のウォームギア(10/21 21:30訂正ウォームホイールと書いてました。。。ギアの間違いです)を自作するまで。
ドリル改造記
ハンドドリルを旋盤に取り付けるための要件提示と工夫、検討と完成まで。
・ビデオデッキ修理(故障原因をベルトと断定)(ベルトの自作!!!そのための刃の製作作り方)(取り付け

これ以外もたくさんレポートがあるので、興味があれば、ぜひご一読を。

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というわけで、先日12日、代官山で平田先生のサイン会と揮毫大会があり、それに参加。そこで書いて頂いた。

70歳を過ぎてもエネルギッシュに、ものづくりを続けている先生。そんな先生に書いて頂いたのは

「機械設計馬鹿!」

機械設計馬鹿と呼ばれるほどの高みを目指したいということで。まだまだ、勉強不足であるので、これを見えるところに飾り、日々精進する次第。

書を書いている先生のご様子。



そろそろ、ぼちぼち更新したいすね。

<今日のwikipedia>平田弘史
<今日のGoogle keyword>平田弘史
<今日のamazon>


平田弘史「平田弘史のお父さん物語」青林工藝社
>先生の日常と哲学が伺える一冊。製品設計者は洗濯機のエピソードあたり必見。工作の様子なども。

布施直春「わかる!使える!労働基準法」PHPビジネス新書
>労働基準法についてわかりやすく解説。メシ時しか読書時間が無く、これ片手にメシ食ってました。

2008年10月4日土曜日

長らく更新しませんでした。

(key words)残業、労働基準法無視
とりあえず、近況報告だけ。

6月頃から急ピッチになり、心療内科的にちょっとやばいんちゃう?という残業時間の倍近くを2ヶ月連続でやりつつも、26日連続出勤とかしていたりなんだりで、ブログどころではなかったんす。

その間に、あなたの機械設計ココが足りないの続編やら、山田先生の新刊やら機力の問題集やら買ってるんすが、読み物は読んだモノの、問題まで解けず。

今日から9日間休暇に入るので、その間に始めてみようか、そんなところ。

10/13頃更新したいと思います。

では。
<今日のwikipedia>
<今日のGoogle keyword>
<今日のamazon>