2008年1月23日水曜日

作ってみた。

(key words)機構

先日、「ロボットのための“機構”アイデアブック ~タミヤユニバーサルアームで作る~」を紹介したワケだが、いてもたってもいられず、記事を書いた後、タミヤのオンラインショップにて注文(amazonでも売っているのだが、品切れ多し!)。そして、本日



届いた。



中身。で、さっそく、一個作ってみた。



てこクランク機構。やっぱり、モノがある方が刺激されるね。解説読みながら、なるほどなるほどと。

とりあえず、全種組んでみる予定だけども、それぞれ、組んだままで保存したいね。そのまま、アイデアの種になりそうだ。

にしても、タミヤのユニバーサルアームやらプレートやら、初めて触ったけど、非常に使いやすいし色々と刺激される。機構検討の際のアイデア出しに大活躍しそうだな。

<今日のニコニコ動画>超精密工作機械ができるまで

三井精機のPRビデオ(?)。工場内の環境の気の使いようが凄いな。

<今日のAmazon>
楽しい工作シリーズ ユニバーサルアームセット
楽しい工作シリーズ ロングユニバーサルアーム
楽しい工作シリーズ ユニバーサルプレート(2枚セット)

とりあえず、リンク機構だけなら、↑で組めるはず。

2008年1月22日火曜日

ものづくり寄席

(key words)ものづくり経営

連投ですが、このペースが続くワケではないのです。
本来の「自分向けのメモ」として機能もさせようかということで。

というワケで、
色々サイトを回っていたら、こんなイベントを発見したので、メモ。

ものづくり寄席
主催:東京大学21世紀COEプログラム ものづくり経営研究センター
共催:特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター

こりゃ、面白そう。勤務地が東京だったら、絶対行ったよ(^^;
出張でもタイミングあわなそうだな。。

昨年、秋から再開(一昨年もやってた?)したらしく、毎週木曜日が寄席の日とのことだが、なんと、来月2月で終了とのこと。あー気づくの遅かった!

↓は、そそられた過去の講演タイトル(サイトより引用)。

藤本 隆宏
東京大学経済学研究科教授

製造業を超えるものづくり
「開かれたものづくり」の概念は、製造業を超えて、サービス業など、非製造業にも応用可能だろうか。答えは「然り」である。顧客の立場から見れば、ものづくりの本質において製造業とサービス業の間に差はないのである。非製造業における「ものづくり」の取り組みから今後の可能性を探ってみよう。


非製造業のものづくりって、設計サービス業であるウチの会社にあてはまりそうなテーマ。現場を知らないと設計出来ないと知っているのに、ウチには現場が無い。また、客先によって事情が色々と変化して、社内を通じてコレというモノが無い。何かヒントが合ったかもなぁ。

佐々木 久臣
ものづくり経営研究センター特任研究員
元 いすゞ自動車㈱専務取締役

完璧品質をつくり続ける生産方式
~品格有る経営への考察~ ものづくり企業が完璧品質を目指すことは、品格ある経営の第一条件である。品格ある経営とは、「効率よい経営」と「尊敬される経営」を同時に達成することである。日本からポーランドへの初の大型投資であったいすゞのディーゼル・エンジン工場での経験をもとに、品格ある経営を考察する。


そもそも、自分は「品質とは何か?」というところから勉強しないといけないくらいのレベルなので、敷居が高そうなテーマだけども、完璧品質という言葉に惹かれた。


その他、面白そうなテーマが色々。にしても、最終日の千秋楽の大喜利って何をするのだろうか?(^^;
最終日 2月28日!



<今日のwikipedia>21世紀COEプログラム
<今日のGoogle keyword>ものづくり経営研究センター

2008年1月20日日曜日

恋とCNC旋盤/LASERCUT100

(key words) レーザー切断 レーザー照射 CNC旋盤

というわけで、先日、31歳になりました。
30歳になったときにゃ、柳沢きみお「妻をめとらば」よろしく
布団にくるまって
「おがーちゃーん!俺30になっちゃったよぉ!やだよぉぉぉ!」
と叫んだもんですが、31歳は別に何にもなかったなぁ。

そんな与太話はともかく、掲題の件、
レーザーとCNC旋盤の動画を色々見つけたので貼っておく。
全部、ニコニコ動画から。


<レーザー関係>
全て、初音ミクの形に切ってみる的な動画(^^;

まずはレーザー照射



↑あまり参考にはならないが、とりあえず。

以下、レーザー切断
こちらはレーザー切断の様子として参考になると思う。


材質:ステンレス
※追記:1mmとか2mmぐらいの薄板板金かと勝手に決めつけてたんだけど、コメントを見て、よく見てみたら、相当厚いな(^^;この大きさ厚さで、この形に切断って幾らかかってんだか。


材質:木材


材質:アクリル

最後に、海外のレーザでお湯を沸かす動画。タイトルだけ読んだら、シロー・アマダを思い出した。


<CNC旋盤>
こんな動きをする、形をつくる旋盤は知らなかった。勉強不足。



刃物台も回転するし、2面どころか、6面にも削れるって、どうなってるんだ??コメントじゃないけど、旋盤=円筒形に削るというイメージしかなかったからなぁ。

<今日のwikipedia>CNC
<今日のGoogle keyword>CNC旋盤 加工
個人の依頼を受けますというアピールするところ、最近、よく見るようになったなぁ。

2008年1月16日水曜日

機構の基本的な部分を覚えておきたい。

(key words)機構

「機構の基本的な部分を覚えておきたい」
・・・と常々思っているわけだが、本を読んでもイマイチ頭に残っておらず、機構設計の際に頭をひねりまくってねじ切れてしまう今日この頃、というよりもココ2,3年。


元々筐体設計を7,8年やっていたんで、対環境に関する外装云々の話しは、そこそこ知っているが、機構に関しては、まだまだどころか、全く足りてない。

機械の素(現・メカニズムの事典)を読んで見るも、いろんな機構があるなぁ程度で、動きがイマイチイメージしずらいからか頭に入らない。動画で見る的なものもあるがイマイチ、ピンとこない。とはいえ、苦手意識を持ったままでは仕事にならんので、本があれば本、モノがあれば観察にスケッチという風に、果敢に攻めているワケだが埒があかん。

で。先日、会社近くの本屋にぶらりと寄ったら、ピッタリっぽい本を発見。

清水優史/城井田勝仁「ロボットのための“機構”アイデアブック ~タミヤユニバーサルアームで作る~
毎日コミュニケーションズ

各種てこ/クランク機構、トグル機構、カム機構、ベルト、チェーン、滑車装置という基本というところをほとんど網羅。材料も基本形状はタミヤの工作パーツで殆どまかなえ、それらを切る、ネジ止めなどするだけで組み立てられるように構成、説明がされている。

「どう組んだら、その機構が組みたつか?」「どういう原理、力の関係等で成り立っているのか」など丁寧な解説で、明日にでも組立みたいという気持ちにかられた。やっぱり、モノを作って触らないとわからんよなぁ。。。と電車で独り言。

この本、ロボコンに出たり、趣味でロボットを作っている人向けだそうだが、機構初心者にはうってつけの本だと思う。これを乗り越えてから機械の素だなぁ。

☆新規リンク
Engineers' Breaktime
話題の幅があり、質が高い技術者系ブログ。
執筆者さんはどんな人なんだろうと、一日目のコメントを見たところ、
2006年02月25日
このサイトの説明
社内サイトのバックアップをとるために外にこのページを作りました。
基本的に社内サイトのコピーですが、会社名/個人名/機密事項等は削除するか分からないようにします。

とのことで、どこかの会社の研究開発センターのブログなんだろうね。
更新は、ウチと違って頻繁に行われており、定期的に覗かせて頂いております。

分解君
サイト管理者さんの興味のあるものや修理などの際に分解したものをレポートしたサイト。
ゲストブックを見ると、レーザープリンタの修理に役立ちました!的なコメント多し。


<今日のGoogle keyword>特になし。変わりに>大人の科学.net
こないだ、テルミンを買ったけど、チューニングが難しい。今度、電子ブロックでも買おうかと。

<今日のwikipedia>機構学

<今日のamazon>
 

抵抗溶接うんぬん。

(key words) スポット溶接

先日、絶賛サポート中の装置の落下試験があったんだけども、
フレームのスポット溶接部がはがれちまってどうしようかと。

スポット溶接部はそこそこ強かったよな。。。と下記の本を開いてみる。

スポット溶接入門 (溶接の入門シリーズ (6))産報出版

を読むと、

確かに

スポット一点の引っ張り剪断強さは1980kg
(p117 図7.11 いろいろな溶接点の配置とその引張せん断強さ より 読み取り
条件 材質:SPCC 板厚:2.0mm 板幅:200mm 重ねしろ:200mm 溶接条件:RWMA A Class)
とある。ある一例としても、そこそこ持つはず。

で、読み進めると、ナゲットへの力のかけ方によって相当変わることが分かった。

ナゲット部は剪断には強いが、引っ張りには弱いらしい
p118 図7.11 各種引張荷重における強さの比較 から読みとると、ナゲットへ剪断力を与える引っ張り方に比べ、ナゲットを直接引っ張る方は強さが半分になってしまうようだ。

今回、正面と底面を繋いでいるL金具の正面を繋いでいる面がはがれてしまった。スポット部を見てみたところ、底面固定部から正面固定部のスポット第一点が遠く、また、スポットのピッチも狭かった。
「遠かったスポット第一点を支点にモーメントが強くかかり、ナゲットに引っ張り力が生じた?」
という、仮説の元、とりあえず、正面固定部の第一点を底面固定部に近いところへ、そして、スポットのピッチ変えてみた。変えてみたところバッチリ(?)。
恒久対策はコレで行くことに。

ついでに本に当たる前に読んだサイト

●トヨタテクニカルディベロップメント 様
http://www.toyota-td.jp/
●スポット溶接部の破断に関する解析技術の調査・研究(第2報)
http://www.toyota-td.jp/tech-info/cae/pdf/e_11.pdf

スポットの破断を解析で再現しとるのか!!とビックリしつつ、
紹介本と同じような結果を示しているグラフを発見。

<今日のwikipedia>スポット溶接
<今日のGoogle keyword>スポット溶接 引っ張り
<今日のamazon>